「昨日まで食べていたのに急に食べなくなった」
「好きなものしか食べない」
「遊んでばかりで全然食べない」
2歳頃になると、食事の悩みはさらに増えてきます。
我が家でも、好んで食べていたものであっても気分によって全然食べない日があり、食事の食べムラはかなり気になっています。
この時期の食べないは、発達の中で自然に起こる「イヤイヤ期」の影響であることも多いです。
2歳の偏食は「イヤイヤ=自我の発達」
「自分で決めたい」が強くなる時期
2歳は、自我が大きく育つ時期です。
もちろん食事も、その対象になります。食べないことは、好き嫌いやわがままではなく、成長のサインであることも多いのです。
食事は「コントロールできる場面」
子どもにとって食事は、「食べる」か「食べない」かを自分で選べるという、比較的コントロールしやすい場面と言えます。
だからこそ「食べない」という形で、自己主張が出やすいのです。
- 一口も食べずに「いらない!」
- 食べさせようとすると怒る
- 好きなものしか食べない
- 日によって食べたり食べなかったりする
気分による差が大きいのも特徴です。
今日からできる関わり方のポイント
「食べる・食べない」を子どもに委ねてみましょう。親としては、栄養面も気になるし、ついつい食べさせたくなりますが、食べるかどうかは子どもに任せてみます。
親は出すものを決める。食べるかどうかは子どもが決める。この役割分担が大切です。
「自分で決めたい」を活かす関わり方

我が家では、娘が好きではない食材にケチャップや海苔をかけたがることがあります。
最初は「味をごまかしている?」と気になっていましたが、今は「自分で食べ方を決めている」と捉えるようにしています。
実際に、自分で選んだり工夫したりできることで、少し口にするきっかけになることもあります。
選択肢を用意する
「おにぎりとパン、どっちにする?」
「チーズ乗せる?乗せない?」
「自分で食べる?一緒に食べる?」
こういった選択肢を提示することで、自分で選んだと納得して食事を始めやすくなります。
安心できる環境を整える
- テレビを消す
- おもちゃを片付ける
- 食事時間を区切る
食事に集中しやすい環境作りは大切です。
ご飯中にテレビを見たがる様子がある時は、逆にチャンスと捉えて「ご飯を食べたら見ようね」と根気強く約束すると、集中して食べられることも。ご飯前に急に約束するのではなく、見通しを持てるように少し前から予告しておくことがポイントです。
また、我が家では食事中にママ・パパの膝に乗ってくることもよくあります。落ち着いて食べる姿勢とは少し違いますが、子どもにとっては「安心できる状態」であることも、一つの要素だと感じています。食べることより前に、安心して過ごせることが優先される時期もあります。
手づかみや「自分で」を大切に
こぼしても、時間がかかっても大丈夫。「自分でできた」が意欲につながります。
パパママがイライラせずにいれるよう、床にシートを敷いたり全身覆えるエプロンを使ったりといった、環境設定も工夫しましょう。
無理に食べさせなくていい理由
無理に食べさせると、食事が嫌な時間になってしまい、さらに拒否が強くなるという悪循環になりやすいです。
大切なのは、食事の時間を安心できる時間にすることです。
それでも気になるときは?
イヤイヤ期の範囲を超えている可能性もあります。
- 食べられるものが極端に少ない
- 体重が増えない・減ってきた
- 食感への強いこだわり
- 他の場面の発達で気になる様子がある
このような場合は、発達相談や医師への相談を検討してみても良いかもしれません。
また、幼児の「食べない」は、固さや口の発達が影響していることも多いです。2歳であっても、少しのんびりさんの場合はこういった影響も考えられ得るので、以下の記事にも一度目を通してみてください。
1歳の食べない理由(固さ・発達)はこちら

まとめ
- 2歳の「食べない」はイヤイヤ期の影響が大きい
- 「自分で決めたい」気持ちのあらわれ
- 無理に食べさせず、関わり方を工夫することが大切
もちろん、こうした工夫をしても毎回うまくいくわけではなく、全然食べない日もあります。
それでも、「食べる・食べない」だけでなく、どう関わるかも含めて育っていく時期です。
焦らず、少しずつ関わっていきましょう。

